◎
産業観光課長(
小川英一郎君) お答え申し上げます。 新たな支援金ということでございますが、今、政府のほうでも今後また
臨時交付金のほうを配分するということで伺っております。その中身につきましては、
農業者支援だけでなく、やっぱり幅広く考えていく必要があると思いますので、町の内部のほうでも検討させていただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。
山下議員。
◆4番(
山下秋夫君)
議席番号4番の山下です。 同項目なんですけれども、私の近所の方から、農業機械のことで言われました。まだ地元農家の方に徹底していないところがあるんです。実は、
ブドウ畑なんですけれども、
ブドウ畑で
ビニールハウスに被害が出ないと出ないとか、
農産物そのものじゃなくて、いや、違うんだよと、勘違いしている人がいっぱいいるんです。できれば、それをもう一度徹底してもらいたいということと、どういう条件で出るのか、もう一度お話をお願いしたいなと思っております。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(
小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 今般の宮代町
特別災害農作物生産者支援金でございますが、こちらにつきましては、対象となる方につきましては、町内在住の
販売農家、または、町内に事業所を置く
農業法人、もしくは、町内に主たる耕作農地を有する
農業法人、それから、野菜、または果樹、もしくは花卉を作付し、
出荷販売をしており、令和4年6月3日の降ひょうによって農作物に被害を受けた生産者、それから、3つ目といたしまして、今後も
出荷販売のために農作物を作付し、営農を継続する意思のある生産者、この3つが要件となってございます。 各農家の方への周知がまだ徹底されていないということでございますが、本日、ご議決をいただいた後に周知を図ってまいりたいと考えております。 ちなみに、今後の予定でございますけれども、10月上旬には対象の方へ申請書と請求書を発送予定、交付金の交付につきましては、11月中には交付する予定で考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
山下議員。
◆4番(
山下秋夫君) 山下です。 改めて分かりました。農家の方が惑わないように、ぜひ周知のほうを徹底していただきたいなと思っています。まだまだ本当に生産者、やっていきたくても大変だったんだよなんて、いや、これしき、
ビニールハウスとかそういうのしか補助ができないみたいなんだよ、やっぱり生産を担う方がまたやりたいということでやっていけば、そういう周知をきちんとやっていただきたいと思っております。 以上です。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 9番、塚村香織です。 予算書の28、29ページです。
保健予防事業について1点質問をさせていただきます。 こちらの、郵便料として124万8,000円ということで、在宅の方への
パルスオキシメーターの配送料ということなんですけれども、こちら、何名分のご予算で、どのように発送、ご返却をされているのかお伺いいたします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
健康介護課長。
◎
健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 こちらの費用につきましては、自宅療養されている方への
パルスオキシメーターを配送するための経費でございまして、ご存じのとおり第7波によりまして、7月、8月、9月と多くの方に発送しましたので、今後、予算に不足を来す見込みがありましたので、
補正予算として計上させていただいております。内訳ですが、
レターパックを活用しまして、今回予算では600名の方を想定いたしております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 塚村です。 600名のご予算ということで承知をいたしました。こちらは、ご返送に関してはどのようにされているのか、あと、この
パルスオキシメーターに関しては、現在、幾つ保有しているのかということをお伺いいたします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
健康介護課長。
◎
健康介護課長(井上正己君) 大変失礼いたしました。
パルスオキシメーターの返却につきまして、お答えをいたしたいと思います。
パルスオキシメーターは、自宅療養の方へ
レターパックでお届けをしまして、その中には返信用の封筒が入ってございます。この封筒に
パルスオキシメーターを入れていただいて、郵送で療養終了後にご返却をいただくことになります。 なお、返却先は埼玉県のほうになりますので、宮代町の
保健センターには返ってまいりません。町のほうでは、在庫を随時チェックいたしまして、必要な分を埼玉県に発送の要請を行っておりますので、ちょっと常時幾つというのは把握してございませんが、
感染状況を見ながら供給を行っているところでございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。
丸藤議員。
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 まず1点目は、28、29ページの
新型コロナウイスルワクチン接種事業についてでございます。 これについては、先日、
健康介護課からご説明がありましたので、ある程度分かるんですが、まず、
集団接種については、いよいよ明日から始まるわけなんですけれども、明日から9月中は午前中のみ、10月以降は午前9時から午後4時半ということです。これは分かりますが、
仮設会場が、11月以降行われるんですが、このめどは立ったんでしょうか。いつ頃になるのか、その点、お願いしたいと思います。 それから、
個別接種も、
いそ整形外科医院、もと
むらクリニック、それから、六花、
鈴木整形外科クリニックと、4つの
町内医療機関なんですが、それ以外に増える可能性はあるんでしょうか。その点もご説明をお願いしたいと思います。 それから、
ワクチンの保有状況なんですが、年末までに十分な量が供給される見込みということなんですが、これについては、そういう説明があったので大丈夫だというふうには分かるんですが、今の状況からいって大丈夫なのかどうか、その点、お尋ねいたします。 それから、この
仮設会場の関係なんですが、これから11月以降というと、かなり寒くなります。そういった点で、暖房も大丈夫かとは思うんですけれども、その辺の心配の声と、それから、この接種なんですが、いつまでを目途としているのか、最終目途はいつぐらいなのか、その点も併せてご説明をお願いしたいと思います。 続きまして、32、33ページの
農業経営基盤強化対策事業で、先ほど前段者からも質問がありました。 内容は分かるんですが、特に
特別災害農作物生産者支援金、これは宮代町独自の支援分だということなんですけれども、私も県の条例に沿って、県のほうは被害状況に合わせた補助金なんですけれども、宮代のは支援金ですので、そういうことなのかなというふうには思うんですけれども、やはり上乗せではないんですけれども、町としてもそういうふうな観点から補助金を出してもいいのかなというふうに思いますが、その点と、それから、
販売農家等100件ということなんですが、これは
予算付けなので、最大限100件だと思うんですけれども、先ほども前段から周知がまだ足りないんではないかというような指摘もあったんですけれども、これが予算が通り次第、周知もしていきたいということなんですけれども、100件は超えないというふうに見ているんでしょうけれども、その辺は大丈夫なのかどうか、その点、2点お願いをしたいと思います。 続きまして、36、37ページの教育費、小学校のほうと中学校のほうの
感染対策用品の購入なんですけれども、これについても説明があったと思うんですけれども、何をどういうふうにということでお願いをしたいと思います。 続きまして、最後は40ページ、41ページの予備費の関係でございますが、
新型コロナウイスル感染症対策等により緊急的に予備費を執行したことや、今後の対応を踏まえた増額ということなんですが、これについては国のほうからの、また交付金が来る、来ないというような判断もあったかと思うんですけれども、この辺についての予備費の予算については、具体的にどういうものにというのはあったんでしょうか、あればお示し願いたいと思います。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
健康介護課長。
◎
健康介護課長(井上正己君) では、ご質問に順次お答えをしたいと思います。 まず1点目、
集団接種におけます
仮設会場の見込みということでございます。 今回、以前ご説明申し上げたとおり、進修館の大
規模空調改修工事が入りますため、やむなく
仮設会場に設置するに至ったわけでございますが、極力皆様が快適な環境で接種いただけるよう準備を進めてまいりたいと思っております。その準備ですが、契約関係の準備期間、それから、図面等の作成、そして、現場の施工、こちらをもろもろ合わせますと、約6週間程度必要なのではないかというふうに見込んでおります。したがいまして、
仮設会場の開設につきましては、11月の中旬以降となるというふうに考えてございます。 なお、この会場の構造ですが、自衛隊の
接種会場をひとつイメージさせていただいておりまして準備をしております。ユニット型の建物になりますので、風等も防ぐことができますので、
暖房対策もしっかりと行なっていきたいと思います。 続きまして、2点目の
町内医療機関での
個別接種でございます。 これまでは、先ほどの4つの
医療機関におきまして4回目の接種を行っていただいておりました。引き続き、町医師会とも相談をしてまいりたいとは思いますが、現段階で増えるとも減るとも申し上げる状況にはございませんので、ご容赦いただきたいと思います。 続きまして、
ワクチンの供給の見込みでございます。 今回のオミクロン
ワクチンについては、国も早期から動いておりまして、9月から10月の上旬にかけまして第1便、第2便の供給が行われます。宮代町への
供給見込みですが、ファイザー、モデルナ合わせまして約9,000回分の
ワクチンが供給される見込みです。以降の
ワクチンの配送予定もめどが立っておりまして、国の
説明どおり年内にはおおむね対象者の分というのは供給されるというふうに考えております。 こうした
オミクロン接種ですが、国のほうでは、これは首相等がお話をされている中でですが、年内12月までに、希望される方に接種をされるということをおっしゃっていますので、これに向けて町でも接種の体制はフル稼働で行ってまいりたいと考えております。したがいまして、これが一つの目標になるわけですが、実際には全ての方が、希望されるかどうかも含めまして、受けるかどうかは定かではございません。接種法の延長、来年の3月となっておりますので、この日までに向けまして
接種会場を円滑に運営してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(
小川英一郎君) それでは、
補正予算書の32、33ページ、
特別災害農作物生産者支援金の関係につきましてお答えを申し上げます。 支援金につきまして、上乗せすることはできないかという、まず1点目のご質問でございますが、こちらにつきましては、
近隣自治体の状況を、先ほども答弁をさせていただきましたが、調べた結果、5万円というのが一番大きな額になってございましたので、それで措置のほうをさせていただきたいと考えております。 また、先ほど
近隣自治体の事例を申し上げましたが、同時期に埼玉県北部のほうでもひょう害がございました。北部のほうでも支援金、見舞金という形で交付している自治体がございまして、そちらについても一律5万円というような事例もございましたので、宮代町のほうにつきましても5万円ということで支援のほうをさせていただきたいと考えてございます。 それから、5万円掛ける100件ということで、この中で間に合うかというようなご質問でございましたが、現在、町のほうで、
出荷販売目的で野菜、または果樹、もしくは花卉を作付しております農家や
農業法人でございますけれども、84人、84経営体でございます。予算のほうにつきましては、100件分捉えておりまして、町のほうで把握をできない生産者につきましては、数名いらっしゃるかなというところなのですけれども、その辺が把握できませんので、それにつきましては農協だよりですとか、それから町のホームページ、そういったものでお知らせをさせていただいて周知を図りまして、個別の相談になるかと思いますけれども、講じてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(
大場崇明君)
丸藤議員のご質疑についてお答え申し上げます。 予算書36ページ、37ページ、38ページ、39ページの関係の、
感染症対策の事業についてのご質疑でございます。 こちらの事業につきましては、
学校保健特別対策事業費というもので、国費の補助を受ける事業となってございます。内容につきましては、
補助対象経費としては
消耗品費と
備品購入費が対象となるものでございます。補助金につきましては、小学校について、
補助対象経費が115万円までというふうになってございます。中学校については70万円までということでございます。その2分の1が国から補助をされるものでございます。 各学校ごとに、今般の補助金の活用に当たりましては、それぞれ要望を受け付けておりまして、そちらを取りまとめたものを今回、予算として計上させていただきました。購入する内容でございますけれども、
感染症対策の関連するものに限られているというものでございまして、具体的には消毒用のアルコールですとか、
ハンドソープ、ペーパータオルといった消耗品のほかに、
空気清浄機ですとか、
エアコン系の備品購入といったような内容になっているものでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) お答え申し上げます。 予算書40ページ、41ページ、予備費の関係でございますが、予備費につきましては、
例年予算計上2,000万円ほどさせていただいているところでございまして、今年度につきましては、これまで約1,200万円程度を使用しているような状況です。内訳といたしましては、半分の600万円程度が例年同様、緊急的な修繕等に充たっておりまして、残りの600万円程度がコロナ禍における影響で
抗原検査キットの配送ですとか、電気代等に充てているような状況です。そうした状況を鑑みますと、今後、例年と比較しまして500万円程度不足すると見込まれるものでございますので、今回補正計上させていただいたところでございます。 なお、
新型コロナ絡みの予算につきましては、後ほど
交付金等に振り替えることは可能となる部分も幾つかはあると考えているところでございますが、まずは予備費として計上させていただくというものでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
丸藤議員。
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それでは、再質問は、28、29ページの
新型コロナウイスルワクチン接種事業についてでございます。 準備や、これから6週間必要だということで、実際は11月中旬から、
仮設会場については分かりました。 現況はどういう状況なのかということと、あと、12月までにということなんですけれども、延長が3月までになる、これは見込みなんでしょうか。できるだけ年末までに早く接種することのほうが肝要かとは思うんですけれども、そういった点では年末までに十分な
ワクチンもあるわけですから、接種できるのかなというふうに思いますけれども、これは、取りあえずは町としては12月末までにやり上げるという目標なのか、国のほうでそれ以降も延長するからみたいな情報もあるんですけれども、そういう情報だからなのか、その点はなるべく早いほうがいいと思うんですけれども、その点についてもう一度お願いしたいと思います。 それから、
仮設会場の関係なんですが、都内とか全国で行われている、自衛隊が行っているようなユニット風の
仮設会場だということなんですけれども、冬場にかけてインフルエンザなども非常に心配されますので、そういった点ではしっかりしたいということなんですけれども、暖房は大丈夫なのかどうか、その点、もう一度お願いしたいと思います。その点だけ、再質問お願いします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
健康介護課長。
◎
健康介護課長(井上正己君) では、
ワクチン接種についてお答えをしたいと思います。 まず1点目、オミクロン株
ワクチンの接種の見込みでございますが、国から示されておりますとおり年内というのが一つの節目となっておりますので、これに向けて準備をさせていただいております。具体的には、既に対象となる3回目を終えた方について、接種券の発送を一部終えさせていただいておりまして、来月中にもまた再度お送りすることで、おおむね対象者の方にはお届けできるかなと思っております。加えまして、10月末というのが一時示されておりますが、4回目を接種された方、従来は5か月間という接種間隔があったんですが、これを前倒しするということで、今、国が検討を進めておりますので、決まった暁には、10月中には4回目を打たれた方にもご案内ができるものと思っております。こうした準備を含めまして、12月までに、希望される方に接種できるよう努めてまいりたいと思います。 先ほど申し上げました来年3月というのは、国が予防接種法の改正を行った期限でございます。したがいまして、この時期までは、この
ワクチン接種というのは公費で継続されることになりますので、これに向けた体制は整えておくという意味合いでございますので、ご理解をいただきたいと思います。ちょうど、ご質問のとおり冬場を挟む時期です。暖房についてもしっかりと対策を行いまして、皆様にご不便のないよう努めてまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子でございます。 電気料高騰による電気不足による補正についてお伺いします。 ページ18、19の管理事業、そして、同じページの道路照明灯電気不足、防犯灯に照明電気不足で、道路照明が51万5,000円、防犯灯が13万8,000円となっておりますが、この道路照明との違いというのは、防犯灯の数はかなり多いと思うんですが、この金額の違いはどうなのかということと、それと、電力不足なんですが、東京電力に契約が戻ったとお聞きしたんですが、その辺の経緯とかもお願いいたします。 あと、保育園の電気料金及びガス代不足による補正、あと、国納保育園との差なんですが、こちらも、もしかしたらご説明いただいたかもしれないんですけれども、申し訳ないです、もう一度お願いします。宮代保育園が71万8,000円で、国納保育園が250万2,000円となっていますが、この辺の違いをお願いいたします。 あと、36、37、38、39、40、41、教育委員会関係の小学校、中学校、資料館、給食センターなんですが、おおむね大体、各学校とか200万円くらいかなとは思うんですが、資料館の電気料の不足に伴う補正というものが226万1,000円なんですが、規模的には小さいんですが、資料館の照明器具とかは特別なものであるためにこういう金額が出たのか、細かいところをお願いいたします。 もう一点が、先ほどから前段者からも出ています
降ひょう被害について、ページ33、34です。先ほどの答弁の中で、白岡市、蓮田市は補助金が出なかったということなんですが、私の知り合いの梨農家さんは、宮代町とすぐ近所なんですが、全く被害がなかったんです。それはどうしてかというと、全部防ひょうネットをつけているんです。そういう農家さんが多いということで、この白岡市さんは補助がなかったのかなと思うんですが、質問は、こういう
降ひょう被害で宮代町はブドウ、巨峰に関しても梨に関しても、ふるさと納税でも自慢の品として全国に届けているものなので、このあたりの降ひょうネットの補助というものは、今回5万円ではできないとは思うんですが、こういうものはどういう対処をして町のその農家さん、支援をしていくのかお聞きいたします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答えさせていただきます。 まず、道路照明灯と防犯灯の電気代の補正についてでございます。 数で申しますと、令和4年3月末現在で道路照明灯が204基ございます。一方、防犯灯は2,640基ございます。数で言いますと圧倒的に防犯灯のほうが多くございますけれども、1灯1灯が、道路照明灯というのは道路にある背の高い明るい電灯でございます。一方、防犯灯は電柱などについております明かりになりますので、1灯1灯の電力消費量が大分違いまして、結果としましてこういう額になっております。 なお、この積算でございますが、令和4年4月から7月まで、今年度の最初の4か月間と、昨年度、令和3年の4月から7月まで同時期の4か月間を比較しまして、その増えた割合で1年間を想定しまして補正のこの額とさせていただいたものでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) それでは、庁舎等の電力会社が現在、ご質疑にありましたように東京電力パワーグリッドの契約となっております、その経緯についてお答えをさせていただきます。 まず、電気料の高騰の理由につきましては、大きく2つございまして、まず1つは、今回のこのコロナ禍からの急速な経済回復といったところと、それから、ロシア等の戦争等の影響によるもの、様々要因はあるんですけれども、そういったところで電気料が高騰していると。そうした中で、町では10年ほど前から、直営施設の電気の契約につきましては入札によって新電力の採用をさせていただいておりました。その東京電力と契約をしていた頃に比べまして、入札を行うことで基本料金が3分の1程度にまで抑えられたということで、入札の効果、非常にあったところでございますが、昨年10月以降、電気料の高騰に合わせましてこうした新電力会社が次々と撤退をしておりまして、町と契約をしておりましたホープという会社も12月には撤退をし、電力部門を切り離して3月には電力部門のみを破産させているような状況でございます。 そうしたことから、町といたしましては、新しい契約先を探したんですけれども、こういったコロナ禍ということもございまして、新電力は1社も見つからないような状況で、東京電力のパワーグリッドが引受手として確保されておりますので、そうしたことから東京電力のほうと契約をしているところでございます。 なお、その後につきましても新たな入札先は日々探しておりまして、このたびスマイルエナジーという新たな新電力会社、1社のみ対応していただけるというようなお話がございましたので、10月以降はこれ以上、上がらないような形で、東京電力ですとこの後も上がっていく見込みがあるんですけれども、これ以上は上がらないような形で10月からは採用させていただきたいというふうに考えているところです。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、保育園の電気料の補正についてお答え申し上げます。 まず、国納保育園におきましては、昨年度は料金設定が安い特定規模電気事業者、いわゆる新電力の事業者と契約しておりました。しかしながら、当事業者が本年3月に裁判所へ破産申請し電力供給が終了したため、東京電力からの供給に変わりました。このため、電気料が一気に上がりまして、併せて、新たに契約した東京電力につきましては、昨今の世界情勢の影響を受け、電気料が値上げされております。国納保育園では、昨年の4月、5月、6月の電気料実績と、今年の同じ月の電気料実績を比較いたしまして、使用量は大きな変化はなかったものの、電気料金はおよそ2.5倍と大きく上昇しており、その上昇した割合を基に今後の電気料を見込み、
補正予算を計上させていただきました。 なお、宮代保育園は、六花と一体であること、六花は従前から東京電力と契約していたことにより、電気料が上昇した割合が国納保育園と比べて少なくなっております。このため、国納保育園と宮代保育園の補正額に大きな差が生じているものでございますので、ご理解を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(
小川英一郎君) それでは、防ひょうネットの関係につきましてお答えをさせていただきます。 現在、宮代町明日の農業担い手
支援対策事業補助金というのがございまして、この交付要綱の中におきまして、園芸、果樹生産担い手支援事業というのがございますが、この中に、多目的防災網、多目的防災網というのは防ひょうネットのことも含みます、こちらを新たに設ける場合の補助金のほうを設けております。補助金の上限額につきましては、250万円でございます。補助金につきましては、事業費の2分の1以内で支給する形となっております。 諸条件はございますが、現在、このような補助金を設けておりまして、今後もこういった補助金がありますよといったことで、農家組合長会議なんかを通しまして周知啓発に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(
大場崇明君) 予算書の40ページ、41ページの資料館の電気料の関係についてお答え申し上げます。 資料館につきましては、規模の割に電気料の不足が大きいのではないかというようなご指摘だと思います。資料館のその展示の関係については、議員さんご指摘のとおり特殊な器具を使っておりまして、約30年以上前の白熱電球を使っているということで、通常よりも電気料金が高くなっているというような状況でございます。そのため、規模に比べて電気料金が高くなっているということでございまして、こちら、実績ベースの積上げで行っておりまして、今後の不足を見込んで今回、補正のほうを上げさせていただいたものでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 再質問をさせていただきます。 電力不足に関して、企画財政課が早くから取り組んでいただいていることは、非常に町財政にとってよかったと思います。今回、新電力が、私どもも新聞等報道でよく存じ上げておりますが、こんなに大きな影響力があったかなということと、やはりたくさんの電力会社が潰れてしまったということで東京電力に戻ったわけなんですが、今後、先ほどの前段者の答弁でもありましたけれども、この予備費500万円ということで、この高騰で賄っていけるかということと、補正をまた出すとか、やっぱりそういうことも考えていくのか、企画財政課にお聞きします。それが1点です。 次は、道路照明、防犯灯に関しては分かりました。それで、道路照明のほうはLEDとかにはなっているのか、1点お聞きします。 あと、保育園に関してです。 国納保育園に関しまして、早くから町と同様にしっかりと、電力、安いほうに対応していたということで、こういう金額になったということと、宮代保育園が六花と一緒になっていて東京電力と一緒のということで、金額が理解いたしました。 あと、
降ひょう被害に関しましては、その250万円の2分の1ということで、この250万円というのは1件なのか、総額何件までで250万円なのか、そこのあたり、もうちょっと詳しくお願いいたします。 あと、資料館に関しましては分かりました。あと、資料館と同じように笠原小学校もいろいろ設備とかが特別なものですから、電気に関しては笠原小学校はほかの学校と同じ対応になっているのか、関連ですのでお願いいたします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) それではまず、電気料が今後、補正額以上に伸びるようなことはないのかといった点についてお答えをさせていただきます。 先ほどお答えをさせていただきましたとおり、10月からはスマイルパワーの藤田商店という新電力会社と契約をすることができておりますので、東京電力であれば従量制で今後も上がっていくことが予想はされたんですけれども、今回は固定額ということで1年間の契約が組めましたので、例年どおりの使われ方、使い方であれば、予算の範囲に収まるというふうに考えております。ただ、突発的に電気を使用するような事態というのが出てきますと、ちょっとまたそこについては、不測の事態につきましてはちょっと分かりませんので、通常、例年どおりに使っていれば賄えるというふうに考えているところです。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
町民生活課長。
◎
町民生活課長(吉永吉正君) 道路照明灯のLED化についてお答え申し上げます。 今、申し訳ございません、手元に資料がなくて、数字で正確に申せないんですけれども、道路照明灯の球切れなどの際には順次LEDに交換を進めておりまして、まだ100%にはいっていなかったと記憶しておりますが、交換の際にどんどんLED化を進めております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(
小川英一郎君) 防ひょうネットの関係の再質問につきましてお答え申し上げます。 施設面積が1,000平米以上のものに対して補助するものでございまして、1件当たりということでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(
大場崇明君) 予算書36ページ、37ページに関連します小学校の電気代のうち、笠原小学校については、ほかより高いのではないかというようなご指摘でございますけれども、笠原小学校の建物については、形状は特徴がありますけれども、電気については通常のものでございますので、同じような形で計算をしております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子でございます。
降ひょう被害について、もう一回お聞きします。 すみません、ちょっと質問、足らなかったんですけれども、この250万円というのは、何件までとか、町内で何件までという制限とかあるのか、申請したところは3件とかあってもやってくれるとか、何かそういうものはあるんでしょうか。 その1点と、笠原小のことは分かりました。 道路照明灯も、順次進めていってくださるということで分かりました。 じゃ、その1点でお願いします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(
小川英一郎君) それでは、防ひょうネットの交付につきましてお答えを申し上げます。 交付要件ということでご説明のほう、させていただきます。要綱のほう、読み上げさせていただきます。 交付対象者は補助金の交付を受けるに当たっては、町と協定を締結するとともに、次に掲げる事項を交付要件として遵守しなければならない。 (1)といたしまして、農業経営の改善及び発展の目標を明らかにし、効率的かつ安定的な農業経営に努めること。 それから、(2)といたしまして、農地流動化により遊休農地等を借り受け、一定面積以上の農地の規模拡大に努め、経営改善に取り組むこと。 (3)といたしまして、野菜類等の施設園芸による周年栽培に取り組む等、高収益な農産物の生産に取り組むこと。 (4)といたしまして、地産地消の担い手として町内産農産物の出荷及び販売に取り組むことということが交付要件となってございます。 ちなみに、過去のこの補助金を使いました事業でございますけれども、平成27年度に多目的防災網として1件ございます。それから、平成28年度にも同じく多目的防災網、ブドウ棚として1件ございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 角野議員。
◆8番(
角野由紀子君) 角野です。 歳入のほうでお願いします。 12ページの寄附金なんですが、今回、宮代町で初めてだと思うんですが、クラウドファンディングということで、
降ひょう被害を受けた生産者支援に関する寄附金が行われました。これは、金額的には37万2,000円になっていますが、説明だと9月16日まで実施しているというふうなことの説明を受けましたが、幾らになったのかお伺いします。 それから、同じページの諸収入の雑入です。 和戸横町地区の調整池施設移管協力金ということで、維持管理協力金だという説明がございましたが、これの積算、端数になっていますので、それについてお伺いします。 それから、オミクロン対応の
ワクチンの話なんですが、もらいました資料によりますと、高齢者は4回目9,358人、79.7%ということで、ほぼ8割の方が受けておられます。これは、7月1日から4回目が始まりましたが、この発表の時点では接種後5か月経過ということなんですが、例えば、国が12月までに希望する人を全部という説明がありましたので、例えば3か月になったときに、7、8、9で、10月1日から実質的には打てるように、例えばなったときに、接種券が10月中旬送付でいきますと、11月、12月があるからいいでしょという話ではあるんですが、ちょうどインフルエンザと重なる、インフルエンザの接種をしたいというのと重なる時期というのがあるので、その辺で10月中旬送付ということに変わりはないのかお伺いします。 3点、お願いします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) まず、クラウドファンディングの
降ひょう被害における寄附金額についてお答えをさせていただきます。 こちらにつきましては、42万9,000円でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。 まち
づくり建設課長。
◎まち
づくり建設課長(成田雅彦君) 調整池の移設移管協力金についてお答えいたします。 このたび、宮代和戸横町地区の土地区画整理事業を施工しています大和ハウス工業株式会社から調整池施設移管協力金といたしまして4,869万7,000円を負担していただくため、歳入の補正をさせていただいたところでございます。 こちらは、令和2年7月31日付で締結しました幸手都市計画事業宮代和戸横町地区土地区画整理事業調整池施設移管協力金に関する協定書に基づくものでございます。 土地区画整理事業の調整池は、当初計画時においては久喜市側のA街区とぐるる側のB街区の両方に設置する予定でおりました。久喜市側のA街区においては、民間が倉庫等建物を建てた際に、その地下に貯留方式の調整池を設置する計画でおりましたが、この場合には、土地区画整理事業が完成すると同時に雨水貯留量が全て確保されていなければなりません。そうしますと、久喜側の建築も始まりまして、建物は完成していなくても地下の雨水貯留施設は稼働できる状態にしなければなりません。これでは土地区画整理事業の工程に影響が出てしまうことから、A街区には調整池をつくらずに、A街区の調整池の容量をB街区で受ける内容に変更しました。その結果、調整池の面積を変えずに容量を確保するため、調整池の深さを、当初計画時の4.4メーターから9.5メーターに変更となりました。これによりまして、制御盤や電力料金等の設備維持管理費が、当初計画時と比べ15年間で4,869万7,000円増額となります。この差額分を大和ハウス工業株式会社が負担するものでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
健康介護課長。
◎
健康介護課長(井上正己君) それでは、4回目の方の
オミクロン接種についてお答えをしたいと思います。 4回目を打たれた方につきましては、現在のルールですと、5か月後から接種が可能となります。したがいまして、7月から高齢者の方、本格接種していますので、早くても12月スタートということになるわけでございます。しかしながら、現在、国ではこれを前倒し、漏れ聞こえるところによりますと3か月ではないかという声も聞こえておりまして、3か月となると10月からということになってしまいまして、逆転が起きてしまうことになります。逆転というのは、既に10月の予約は受け付けておりまして、60歳以下の方の予約が入り始めている状況だからです。しかしながら、国が最終的に決定するまでは接種するわけにはまいりませんので、予約を受け付けるわけにはいきませんから、その準備を現在しているところです。 結果的には、仮に3という数字が見えた場合であっても、恐らく接種させていただけるのは11月の中旬ぐらいからかなというふうに見立てておりまして、仮にその場合におきましても、これまでの7月、8月の接種状況を見ますと、おおむね1か月から1か月半ぐらいは1日フル稼働で接種する必要がございますが、その後はそれほど多くの方がいらっしゃいませんので、ほとんどの方は年内にご案内ができるのかなというふうに考えております。 なお、先ほど、ご質問の中にありましたインフルエンザの
ワクチンでございますが、このたび国は、ここ、すごく大きくかじを切っていまして、インフルエンザ
ワクチンと新型コロナウイルス
ワクチンを、極端な話、同じ日に接種してもよいと、これまでの2週間ルールをなくしまして、同日接種を可能に切り替えておりますので、こういった点でルール上は両方とも短期間に接種ができるというふうに考えております。
○議長(
合川泰治君) 角野議員。
◆8番(
角野由紀子君) ありがとうございました。
ワクチンについては、よろしくお願いします、分かりました。 クラウドファンディングは42万9,000円集まったということで、これは今回この補正が歳出で出ていますが、それに入れるということですよねという確認と、それから、今回、宮代町は初めてクラウドファンディングというのをしてくださったんですが、これをやっていることと、ふるさと納税との関連というのはどうか、感覚的なものでいいので、ちょっと教えていただきたいなと思います、同時並行でやっている感じの。 それから、調整池施設移管協力金については、当初の計画とは変わって、私も調整池、見させてもらいましたが、すごく深くてびっくりしたくらいなんですが、これ、15年間の管理ということで、そうしたら15年後は、そのポンプを入れ替えるのは町で入れ替えるということなのか、その辺がちょっとよく分からない、15年後はどのような状況なのかということと、この管理は、今、一般会計で入りましたが、そうしますと下水道会計で、下水道のほうで管理するという形になるのか、その辺、ちょっとお伺いします。
○議長(
合川泰治君) ここで休憩いたします。
△休憩 午前11時04分
△再開 午前11時19分
○議長(
合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) それではまずは、今回のクラウドファンディングの寄附金が今補正の歳出に充てられるかどうかという点について、お答えをさせていただきます。 予算書32ページ、33ページの
農業経営基盤強化対策事業におきまして、全額充当をさせていただきます。 なお、今回、クラウドファンディングを実施しまして、クラウドファンディング自体が寄附控除は受けられるものの、返礼品がないという取扱いで今回、させていただいておりますので、やはり寄附をして頂く皆様からよほど共感をしていただける事業がやっぱり該当するのではないかというふうに感じているところでございますので、こうした自然災害の際には、改めて実施をさせていただきたいというふうに考えているところです。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。 まち
づくり建設課長。
◎まち
づくり建設課長(成田雅彦君) 15年後のポンプの入替えについて、まずお答えさせていただきます。 この15年というものは、今回、15年間分の負担金、維持管理費等を負担金として頂くわけでございますが、ポンプの法定耐用年数が15年ということで、15年で設定しております。あくまでもこれ、法定耐用年数ですので、ポンプ自体は20年、それ以上もつものと、今までの経験からしても、もつものと思われます。ただ、この負担金の4,869万7,000円の中に、15年後ということで、ポンプの取替えも含む金額を頂いております。今後のその維持管理費について、下水道事業会計が負担するのかというご質問でございますが、雨水というのは公費で負担するという下水道の大原則がございまして、雨水、「あまみず」でございますが、下水道事業会計のほうで、ほかの都市排水路とかほかの排水路関係の雨水も今、費用負担しております。その費用につきましては、一般会計から補助金として頂いているものでございまして、今後も同じ考えで一般会計から補助金として負担していただくことになります。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 角野議員。
◆8番(
角野由紀子君) 角野です。 ふるさと納税とクラウドファンディングの影響ということでお伺いしましたが、特にこの返礼品寄附控除がないということで、この迅速な対応として
降ひょう被害でクラウドファンディングをしたということで、これは評価したいと思います。 今度、調整池の話なんですが、今の説明で大まかに分かりましたが、この端数の意味というのは消費税の意味なのか、端数の意味だけ教えてください、お願いします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。 まち
づくり建設課長。
◎まち
づくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 負担金の端数につきまして、これは消費税込みでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。
◆2番(西村茂久君)
議席番号2番、西村でございます。 1点だけお伺いをいたします。 燃料費の高騰に伴う今回の補正についてお伺いいたします。 1つは、この一般財源でカバーした金額、全体で幾らぐらいありますか。 2つ目の質問は、今回の補正で今年度、カバーができるということでしょうか。また新たに補正をかけるということになるんでしょうか。 3つ目は、これはあくまで、これ、自治体の責任じゃないんです、全国の自治体でも、全部同じようなことを恐らくやっていると思いますが、国のほうでこれに対する補助、負担、この見通しはどうなっているのかお尋ねいたします。 以上。
○議長(
合川泰治君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時25分
△再開 午前11時26分
○議長(
合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) お答え申し上げます。 今回の補正で、電気料高騰分をカバーする、補うための一般財源につきましては、3,404万4,000円ほど計上させていただいております。こちらが総額となってございます。この補正で賄えるのかという質問につきましては、通常の利用、今後、例年どおりの使用方法、使用量程度であれば賄えるというふうに見ているところでございます。 また、これら高騰に対する補助等につきましては、国の新型コロナ対策の
臨時交付金等につきましても公共施設には充ててはいけないというふうになっておりますので、現在のところ、これらに対応できる補助金等についてはないような状況です。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 西村議員。
◆2番(西村茂久君) ありがとうございます。 3,400万円、今回の補正は11億7,700万円、一番大きいものを除けば、かなりなウエートを占めているんです。通常の使い方をしていけば、今回の補正で賄えるということでしょうが、今後、どういう展開に燃料情勢が悪くなるか分からない中で、恐らく次の補正が待っているんじゃないかなと、私は思っているんです。 そのこと自体を責めるわけでも何でもないんですけれども、3番目でお答えいただいた、国の補助しない理由というのはいかがなものかなと、私は思います。これは、国がしっかりとした政策を立ててやってくれないから、軒並みどの自治体でもカバーせざるを得なくなる。これは、何らかの手だてを交付金でやるべきだと、私は思うんですけれども、県とか市町村において、全然そういう声が出ていないんでしょうか、お答えください。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) お答え申し上げます。 現在のところ、近隣市町からそういった話は伺ってはいないところでございますが、やはり当町同様に、近隣の、例えば春日部市さんですとかも、非常に燃料費高騰、苦しんでいる状況というような情報交換はさせていただいておりますので、機会を見て、県ですとか国等に、補助金等について対応ができないかどうかについて、当たってみたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 西村議員。
◆2番(西村茂久君) 最後になりますけれども、この燃料費についてですけれども、高騰しているのは、これは電力だけではないですよね。電力のウエートがかなり高いというだけであって、各事業所において、本町の中においても、ガス、ガソリン等々で、包括した燃料費ということになると上がっているんじゃないのかな、で、それらは、今回の補正に、言葉としては出てきていませんので、それはないと見ているというか外されているということなので、電力だけでなくその他の燃料についても、やはりしっかりと見ていかないと、各事業は予算不足に陥っちゃうということになると思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) お答え申し上げます。 ご質疑いただきましたように、燃料費の高騰につきましては、日本だけでもなく世界的な課題となっておりまして、やはりコロナ禍からの急速な経済回復ですとか、あるいは、アメリカを襲いましたハリケーンの影響で発電所が止まっているですとか、それから、戦争の影響等々ございまして、現在、各燃料関係が高騰している状況でございます。そうした中で、為替等の影響も受けまして、日本に入ってくる金額というのが徐々に上がってきているような状況でございます。 今後、燃料費だけでなく物価等にも影響が出ることも懸念されますので、そうした点につきましては十分注意を払っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 小河原議員。
◆1番(小河原正君) 1番、小河原です。 簡単な質問、1点だけ聞きたいと思います。 前段者がいろいろ質問して情勢は分かったんですけれども、特に新型コロナ対策、その中で、仮設所を造って
ワクチンを打つと、いいんですけれども、その
ワクチンが終わった後、仮設をしたところの建物はどうするのかどうか、大金を払って仮設所を設置するんだから、半年やそこら辺で壊すのは本当にもったいないなと、私は思いますので、その後の使い道を考えているのかどうか、教えてもらいたいと思います。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
健康介護課長。
◎
健康介護課長(井上正己君)
仮設会場の使途についてお答えをしたいと思います。 今回、
仮設会場は、基本としてはユニット型の建物を組み合わせた会場を考えておりまして、そもそもその仮設のための施設でございます。したがいまして、今回は、
ワクチンの接種後は解体をして返却するということになります。
○議長(
合川泰治君) 小河原議員。
◆1番(小河原正君) 分かりました。 何かもったいないような気がするので、何か利用を考えているのか考えていないのか、よく分かりませんけれども、やっぱりあまり無駄なことをしない方法を考えるべきだと、私は思うわけです。でも、解体するということですから、しようがないです。無駄な金を使ってまた更地にするんでしょうから、分かりました。無駄にならないようにひとつ。 以上です。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 9番、塚村香織でございます。 議案第54号 令和4年度宮代町
一般会計補正予算(第5号)について、賛成の立場で討論いたします。 今回の
補正予算につきましては、特に6月3日に起きました
降ひょう被害について、早急なご対応として町長や町職員が各農家さんを回られて被害状況を確認された後、クラウドファンディングや支援策のご検討をいただきました。クラウドファンディングでは、農家さんを応援してくださる方々から、21件37万2,000円、最終的には42万9,000円とご説明ありましたが、ご寄附をいただきました。 町独自の支援として
特別災害農作物生産者支援金、1件当たり5万円として100件分の500万円と、県の補助金
農業災害対策特別措置事業補助金716万円を合わせました支援額1,216万円を活用して、農家の方々の事業の一部にお役立ていただけることになりますが、引き続き農家の方々のお声を伺い、必要な支援をしていただけるよう要望いたします。 その他、新型コロナ
感染症対策費やオミクロン株対応新型コロナウイスル
ワクチン接種に伴う事業費など総額11億7,720万円を、町民の皆様の安心な暮らしのために活用されることを確認いたしまして、賛成といたします。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第54号 令和4年度宮代町
一般会計補正予算(第5号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第55号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第3、議案第55号 令和4年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。
山下議員。
◆4番(
山下秋夫君) 議席4番の山下です。 1点だけお願いします。 54ページでございます。 一般会計繰入金でございます。297万3,000円がマイナスということだったんですけれども、これはその他の一般会計繰入金はマイナスということで、納付金の確定に従う補正ということでなっております。しかし、国民健康保険税の税負担との見直しに向けた諮問のあれについては、医療費が伸びているんです、何が納付金の確定ということでマイナスのあれになっているのか、その辺のところの説明をお願いしたいと思っております。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
住民課長。
◎
住民課長(草野公浩君) それでは、納付金の減額理由について説明をさせていただきます。 納付金につきましては、毎年埼玉県のほうから指名されるものでございます。今回の納付金の減額につきましては、令和3年11月に県のほうから仮の算定によります納付金が1回示されております。町といたしましては、その仮の算定の納付金額で予算編成を行っております。その後、令和4年2月に、県のほうから本算定、最終的な納付金の額が示されたところでございます。その結果といたしまして、医療費の額が、見込みが増加をしまして、医療費が増加をし、また、後期高齢者支援金と介護納付金につきましては、減額となったところでございます。その結果、最終的にマイナスの、297万3,000円の補正減ということでご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
山下議員。
◆4番(
山下秋夫君) すると、後期高齢者の医療費の負担分が増えて、国民健康保険のほうの納付が少なくなった、それだけ後期高齢者に移行する人が増えたのかなという感じがしますけれども、この中で、交付金が減った理由の中で、減ったということなんですけれども、構成ですよね、この中で見ると、国保加入世帯の収入が増えたと書いてありますけれども、構成を見ると、国民年金に加入している人の国民健康保険に、国民年金だけで生活している人の加入率というのはどのくらいなんですか。
○議長(
合川泰治君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時42分
△再開 午前11時42分
○議長(
合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。
住民課長。
◎
住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 国民健康保険に加入する年金者の加入率ということでございますが、今、詳細な数字は手元にないんですけれども、29%ぐらいだったと思います。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
山下議員。
◆4番(
山下秋夫君) およそ3割ということで受け止めました。 年金者の収入というのは5万五、六千円ですよね、年間にしたって67万円かそのくらいかなという感じはするんです。そういう中で、一般会計繰入れを今後、減らしていくのか、増やしていくのか、その辺のところ、どういうふうに考えているのかだけを教えていただきたいと思います。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
住民課長。
◎
住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 先ほど申しましたように、年金の加入者につきましては約30%ということでございますけれども、相対的に、やはり国民健康保険を運営していく上では、やはり赤字の額を減らしていかなければ事業を、運営を今後も継続できないと思っておりますので、そういった年金支給の方、それから、所得の少ない方に対してしっかり配慮をしながら、段階的に解消をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第55号 令和4年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第56号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第4、議案第56号 令和4年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第56号 令和4年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第57号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第5、議案第57号 令和4年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第57号 令和4年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第58号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第6、議案第58号 令和4年度宮代町
水道事業会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。
山下議員。
◆4番(
山下秋夫君) 議席4番の山下です。 このことについてなんですけれども、私も一般質問なんかでもいろいろと質問をいたしております。ただ、1つだけお聞きしたいんですけれども、この基本料金、水道料金の、その辺のところは、各この市町村、どのくらいなのか、それだけ教えていただきたいなと思っております。
○議長(
合川泰治君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時48分
△再開 午前11時49分
○議長(
合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 まち
づくり建設課長。
◎まち
づくり建設課長(成田雅彦君) 水道の基本料金についてお答えいたします。 近隣と比較させていただきますと、基本料金、一般の家庭でご使用になっているのは13ミリと20ミリというところでございますが、1か月にいたしますと、宮代町が1,463円、10立方メートル当たりで、久喜市が1,001円、白岡市は8立方なんですが1,199円、杉戸町は5立方メートルで715円、幸手市は基本水量なしで660円、春日部市が8立方メートルで935円となっております。 20ミリにつきましては、宮代町が1,540円、久喜市が1,408円、白岡市が2,112円、杉戸町が770円、幸手市770円、春日部市935円となっておりますが、その基本水量によっては各市町、その設定水量が違いますので、単純に金額で比較はできないというのはご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
山下議員。
◆4番(
山下秋夫君)
補正予算ですから、ちょっとお伺いしただけなんですけれども、宮代町の水道、皆さんの意見を取り入れてほしいなという感じはします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第58号 令和4年度宮代町
水道事業会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第59号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第7、議案第59号 令和4年度宮代町
下水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第59号 令和4年度宮代町
下水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△意見書第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第8、意見書第3号
食料自給率向上のための施策を直ちに行うことを求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。
丸藤栄一議員。 〔5番
丸藤栄一君登壇〕
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番の
丸藤栄一でございます。 意見書第3号について、提出者である私からご説明いたします。 本意見書は、金子正志議員、小河原正議員、丸山妙子議員、
山下秋夫議員の賛同をもって提出するものでございます。 それでは、意見書の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。
食料自給率向上のための施策を直ちに行うことを求める意見書。 ロシアによるウクライナ侵攻を機に、世界の食料品価格が高騰しています。
国際連合が「第二次世界大戦以来の食糧危機」と警鐘を鳴らすほどです。さらに、今後の気候の影響による農業生産の不安定など、世界の食料危機の長期化が懸念されています。日本の食料自給率は先進国中で最低の水準であり、食の海外依存の危うさは、いよいよ明らかです。 肥料、燃料、飼料も軒並み高騰しています。米価など農産物価格が低迷するなか、「米作ってめし食えず」など、多くの農業経営者が窮地に陥っています。 政府は「経済安全保障」を強調していますが、食料の安全保障、国民の命を支える食料の自給率向上には一切言及していません。 そもそも、農業は国民の命と国土を守る土台です。農業を国の基幹産業と位置づけ、農家の経営が成り立ち、後継者が希望を持てるように支援するのは国の責任です。EU諸国は、手厚い保護で農業をしっかり守り、食料自給率を向上させています。 日本には豊かな自然条件、高い経済力や農業技術など、農業を多面的に発展させる条件はあります。いま、日本に求められるのは、農業経営への価格保障、所得補償などの支援を抜本的に強め、食料自給率を50%に引き上げることです。 よって、政府におかれては、食料危機が迫るなか、
食料自給率向上のための施策を直ちに実行することを強く求めます。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年9月26日、埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長、
合川泰治。 衆議院議長、細田博之様、参議院議長、尾辻秀久様、内閣総理大臣、岸田文雄様、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)、河野太郎様、財務大臣、鈴木俊一様、農林水産大臣、野村哲郎様、経済産業大臣、西村康稔様、経済再生担当大臣、山際大志郎様となっております。 以上でございます。ぜひともご議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(
合川泰治君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。
◆8番(
角野由紀子君)
議席番号8番、角野です。
食料自給率向上のための施策を直ちに行うことを求める意見書について、賛成の立場で討論をします。 ウクライナ危機による小麦価格の高騰が、食料を輸入に頼る我が国のリスクを改めて浮き彫りにしました。政府は、食料自給率の向上に一段と注力すべきであります。 農林水産省の発表によりますと、2021年度の食料自給率はカロリーベースで38%となりました。コロナ禍で低迷していた外食需要が回復し、米の消費量が持ち直したことなどで、過去最低だった前年度より1ポイント上昇しました。とはいえ、依然として低い水準です。食料自給率は、国内の食料消費を国産でどの程度賄えるかを示す指標です。集計を始めた1965年度は73%でしたが、その後は安価な輸入原材料、食品に依存する傾向が強まり、直近の12年間は40%を割り込む状態が続いています。このままでは、2030年度までに自給率45%という政府目標の達成は容易ではないと想像されます。一層の取組強化が必要だと思います。 公明党の農林水産部会は、来年度予算の概算要求に向け重点政策を政府に提出しました。この中で、食料、農業、農村基本法の見直しをはじめ、水田で麦や飼料用米などを生産する農家への水田活用の直接支払交付金拡充など、食料自給率アップに向けた具体策を提示しています。 政府はしっかりと対応していただきたいと思い、賛成討論といたします。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第3号
食料自給率向上のための施策を直ちに行うことを求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
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△
議会広報委員会の閉会中の
継続調査について
○議長(
合川泰治君) 日程第9、
議会広報委員会の閉会中の
継続調査の件についてを議題といたします。
議会広報委員会委員長から、会議規則第75条の規定によりお手元に配りました申出書のとおり、閉会中の
継続調査の申出があります。 お諮りいたします。
議会広報委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、
議会広報委員会委員長からの申出のとおり閉会中の
継続調査とすることに決定しました。
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△
議員派遣について
○議長(
合川泰治君) 日程第10、
議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。
議員派遣についてはお手元に配りました別紙のとおり派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配りました別紙のとおり派遣することに決定いたしました。 以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
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△
町長あいさつ
○議長(
合川泰治君) ここで、
町長あいさつをお願いします。 〔町長 新井康之君登壇〕
◎町長(新井康之君) 令和4年第4回
宮代町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は去る8月25日に開会以来、本日まで33日間にわたりまして、決算の認定をはじめ数多くの重要案件につきまして慎重なるご審議を賜り、ご議決あるいはご承認をいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。 厳しかった暑さも一段落し、特に朝晩などは風も涼しく宮代にも秋が近づいていると肌で感じるようになりました。どうか議員の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、引き続き町政のために一層のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。
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△閉議の宣告
○議長(
合川泰治君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。
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△閉会の宣告
○議長(
合川泰治君) これにて、令和4年第4回
宮代町議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午後0時03分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和4年 月 日 議長
合川泰治 署名議員 泉 伸一郎 署名議員
角野由紀子...